元カノが結婚してショックを受けた体験談
ですが彼女の方は、35歳になる前に結婚したいという願望があり、その年齢が近付くにつれて結婚に対するプレッシャーを掛けて来る様になったのです。
私はその事を重く感じる様になってしまい、結局の所、結婚する気にはなれないと伝えて彼女と別れてしまいました。
別れた当初は結婚というプレッシャーから解放されて、私はほっとしていました。
所がそんな解放感が収まって来ると、当たり前の様に近くにいた彼女がいないという寂しさを強く感じる様になったのです。
しかも時間が経てば経つ程に、別れたのは間違いだったと考える様になりました。
ですが自分から別れを切り出しておいて、いまさら復縁したいと切り出すのはさすがに身勝手だとの気持ちもあり、明確なアクションをしないまま別れて1年程が経過したのです。
その頃になると、彼女との結婚を恐れて逃げていた自分が愚かだと考える様になりました。
どうしても彼女と一緒にいたいという気持ちが高まり、久し振りに彼女に連絡を入れて会う事になったのです。
そして会って、結婚から逃げていた自分が間違いだったと素直に伝えたものの、いまさらもう遅いと言われました。
彼女は私と別れてから少しすると気持ちを切り替えて、相手を探した結果、すでに結婚を意識する相手と出会っていたのです。
彼の方も結婚に前向きで「今は幸せだから、そっとしていて欲しい」と言われました。
「今度は結婚前提で付き合うつもりだから何とかもう1度考え直してくれないか」と伝えましたが「何がどうなっても、私とやり直す事だけはない」とはっきりと言われたのです。
結婚を望んでいた彼女を、身勝手に捨てしまった私を、もう1度信用する事は無理だという事でした。
しかも1年も経ってからようやく現れて、そんな調子のよい話をされても信じる気になれないというのです。
私は彼女のそういった言葉が、図星過ぎて胸にズサズサと突き刺さりまくって反論出来なくなりました。
実際に彼女の幸せを考えれば、私よりも今の彼の方が相応しいと思えたからです。こうして私は復縁に失敗し、彼女の事を諦めるしかなくなりました。
今でも結婚してもよいと感じられたのは彼女だけなので、その気持ちに気付くのが遅過ぎた事を後悔しています。
自分でも自分の本音の気持ちはなかなか分からないからこそ、別れるという大きな決断を安易にしてしまうのは避けるべきです。
同時に間違いだと気付いたらあれこれごちゃごちゃ考えずに素直に非を認めて、もっと早く誠意ある態度を示すべきだったと考えています。