復縁したいけど、元彼が悪縁というケースはあるのでしょうか?
神仏への復縁祈願の際にたびたび話題にあがるのが「復縁したいけど、元彼が悪縁というケースはあるのでしょうか?」ということです。
神仏に縁結びのお願いをすると、その縁が『悪縁』だった場合、神仏によって縁が切られてしまうという話がよくあります。
みなさん気になるのが『元彼と復縁をしたいが、元彼との縁が悪縁だったばあい、切られてしまっては困る。悪縁でもいいかた復縁したい』という事です。
元彼が悪縁という可能性は?
まずこの話を理解していただくためには、まず神様の世界のお話を知る必要があります。しばらくお付き合いください。
神様の世界では、旧暦10月11日から17日まで7日間、島根県の出雲(出雲大社のある所)に全国の神様(八百万の神々)が集まります。
その間の時期は、神様が不在ですので、その時期の事を出雲以外の地域では神無月といいます。逆に出雲では神在月といいます。
この7日間は神様が何をされているかというと、いろんな事の「会議」をされているのです。
その中に「男女の縁・結び」というのも含まれます。
神様の世界の中では「男女の縁・結び」は会議で決まるものと考えられているのです。
そこで少し考えてみてください。「男女の縁・結び」というのは、神様が決めた事だと考えると、わざわざ悪縁の人と結びつけるのでしょうか?
基本的には、そんな風には考えませんよね。ですから元彼が悪縁という事は考えにくいのです。
では悪縁ではないのに、なぜ別れることになったのか?
まず勘違いしてはいけないのが、神様の判断が間違っていたわけではないのです。
人は縁があったとしても、かならずしも、それでずっと付き合うわけではありません。
神様によってタマシイ的には結びついていたとしても、他の人が好きになったり、性格が合わないと感じたり、親兄弟の問題、金銭的な問題で別れたりすることは、多いものです。
ただそれはお互いの業(カルマ)による所で、お互いの協力やお互いの家族の協力があれば、つらさも乗り越える事のできた事というのが多いのです。それが縁です。
性格の不一致で別れた場合は性格的に合わないのを理解した上で、お互いに少しずつ歩み寄ることが、私たちに与えられた使命だと、お互いに考えて歩いていけばいいのです。
別れたというのは「お互いに相手の事を理解する努力、自分を理解してもらう努力」が足りなかったという事が大きいのです。