暴君状態だった劇団員の彼。精神的に追い詰められたが女友達のお陰で別れれた。何度か復縁を迫られるも断る。

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30代の既婚女性です。
彼と出会ったのは19歳、大学生の頃。
その頃、私は女子大の演劇部に所属していました。
演劇部といっても役者ではなく裏方部門。照明を担当していました。
それまで演劇とは無縁だった私は照明が舞台をパッと照らす美しさにハマり、授業もそっちのけで演劇部にのめり込んでいました。
そんな時に先輩から、劇団の照明アシスタントのアルバイトを紹介され、そこで役者をしていたのが彼でした。
彼は26歳のフリーター。俳優を目指して劇団員とアルバイトを頑張っていました。
当時、女子大生で出会いの少なかった私は男性に話しかけられるだけでもドキドキしたのを覚えています。
慣れない現場でオロオロしている私に彼は、
「大丈夫?そこ終わったらこっちで休憩しなよ」
といって、缶コーヒーをくれました。
その時から彼が気になりだして、気づいたら彼の姿を追っている自分がいました。
「あぁ、これが恋なんだ。」
と気づいたのがアルバイト最終日。もう時間がありません。
玉砕覚悟で、ありったけの勇気をだし告白するとなんとOK??
彼とのお付き合いが始まりました。
しかし、フリーターと劇団員で忙しい彼と学生の私は時間が合わずすれ違いばかり。
さらに彼からは、
「お前は甘えてる。」
「学生のくせに何が分かる」
と事あるごとになじられました。
社会人で年上の彼から責められると反論ができず私は精神的に追い詰められていきました。
そして 夜はよく眠れず、食事も喉を通らずにどんどん痩せていく私を心配した友人がついに彼に怒鳴り込みに。
彼と友達で激しい言い争いになり、激昂した彼から別れを突きつけられました。
その時は私にとって彼が全てだったので、泣いて取り乱し友人を責めました。
しかし、友人はそんな私を見捨てず側にいて根気強く諭してくれました。
おかげでしばらくすると、憑き物が取れたように彼への熱が冷め、むしろ何て暴君だと怒りさえ感じてきました。
その後、彼からは何度か復縁を迫られましたがもちろん答えはNO。
きっぱりとご縁を解消できました。
あれから10年以上が経ち、私も友人も就職や結婚をし、それぞれの地で生活していますが、今でも彼女は私の大切な親友です。
沢山悩んだ恋でしたが、一生の友人ができたことは私にとっての宝です。

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