成功者は占いを信じないの『嘘』脈々と受け継がれた占いのDNA

2024年1月13日

易
photoACより
こんにちは。諦めない復縁占い研究家のキリコ(@hukuen_kiriko)です。
キリコ
キリコ

以前に知人から「成功者って占いを信じないの?そういうことを主張している話を聞いたんですけど」と言われました。
ネットで見てみると、占いを信じる信じない論争があって、占いを信じている人の悪口を言うような発言が、散見されており、そこらへんを今回は検証しつつ、実は占いというのは、現代社会に脈々と受け継がれているんですよということを解説していきます

知り合いなどの、成功者は占いを信じないから、そんなものを信じないほうがいいよとか、言われて「う~ん。でも当るしな」みたいな感じで悩んでいるかた。

「本当のところどうなの?成功者は占い信じるの信じないの?」と思われている方は、歴史上の事実から解説していきますので、わりとスッキリすると思います。

ぜひよく考えながら、ご覧くださいませ。

日本のエリートは占いの勉強が必須だった

日本のエリートは、占いの勉強が必須だった。と言えば驚かれる方も少なくないでしょう。

しかしこれは事実です。

四書五経(ししょごきょう)という言葉を聞かれたことがあると思いますが、四書五経とは、は、儒教の経書の中で特に重要とされる四書と五経の総称で、「四書」とは『論語』『大学』『中庸』『孟子』の四つの書物です。 「五経」とは『易経』『詩経』『書経』『礼記』『春秋』の五つを指します。

四書五経は六世紀の随の時代から科挙試験の中軸となり、古典を学んだ優秀なエリートたちが官吏として国を治めました。

また、四書五経は江戸時代の大名が身につけていなければならない素養で、戦国時代では、戦国武将たちが、必ず学ぶような学問でした。

この四書五経の中で、占いに当たるのが『易経』です。

易経とは?

易経はカンタンにいうと、太古よりの占いの知恵を体系・組織化し、深遠な宇宙観にまで昇華させた、占いのバイブルのようなモノです。
易経は伏羲が書いたとされる古代中国の書物のことで、東洋最古の書物とされます。

なぜエリート達は易経を学んだのか?

松下村塾
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しかし、なぜエリート達は易経を学んだのでしょうか?
私は、易経を学ぶことにより、災いの前兆を知り、未然に防ぐために、学んだのではないかと考えています。

なぜなら、易経は、時と兆しについて解説している書物だからです。なにかが起こる前兆だけでなく、どうすれば、災いを未然に防ぐことができるかが、書いてあり、またより積極的に災いを避けるだけでなく、物事を仕上げていく方法も書かれてあるからです。

官吏や戦国武将、大名たちエリート層は、日々の国政で、多大なプレッシャーを背負っています。成功させるのが当たり前、失敗すると命取りになるなか、些細なトラブルも未然に潰しておきたいという、ニーズに応えたのが、易経だったのではないでしょうか。

「君子占わず」と占いを否定する方のなかには、この諺を引用する方がおられます。これは中国戦国時代末の思想家で儒学者ある『荀子』が「よく易を修める者は占わず」といったことに由来します。

これはどういう意味かというと「かなり易経を学んだ人だったら、占わなくても、先の事を知り、どのように行動したらいいか判断できるよね」と言う意味です。

つまりこれは、易経を学びつくして、占いをできる能力が高まり、占いをしなくても、占っているような状態にまでレベルアップした人のことで、一般人が軽々しく使える言葉では、ないかもしれませんね。

脈々と受け継がれた占いのDNA

大安吉日
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さて、現代社会において、もう占いはいらないじゃないかとか、そういう事をいう方もおられます。

しかしそれは現実的ではありません。現代社会においても、占いのDNAは確実に受け継がれているのです。

たとえば、大安吉日は、陰陽道で、旅行・結婚など物事を行うのに最も縁起のよいとする日のことです。

日常すぎて、気づいていないかもしれないけど、大安吉日も占いの一種ですね。

たとえば、株式市場に上場しているような会社が、新規出店をする際に、大安吉日などの吉日を選ばず、 不成就日(陰陽道で、この日から始めた物事はすべて成就しないと言われる悪い日)と言われる日を選んだとしたら、利害関係者からどのように言われるでしょうか?

「配慮のない会社だ」

と言われることでしょう。ただ批判されるだけならいいです。最悪それを決めた責任者の退任問題に発展したり、投資した資金の回収なども、ありうるかもしれません。

占いというのは、ここまでこの世界に浸透しているがゆえに、占いを無視するほうが、リスクなことも多いのです。

占いを信じない人の心理のイロイロ

ここまで、占いがエリート層に学習されていたという歴史上の事実と、この世の中では、実は占いを無視するほうが難しいという現実に触れてきました。

ここからは、占いの信じないと言っている人の心理にも、いろいろあるよ。
ということを紹介していきたいと思います。

主観ですが、だいたいこの4つに分類されると思います。

  • 本当に信じていない人。
  • 信じていないということで、マウントを取りたい人。
  • 占いを信じてはいるが、信じていないふりをする人。
  • 信じたくない人。

本当に信じていない人

まず初めは、本当に信じていない人です。特徴は、まったく興味がないことでしょう。
「占い信じない」とかで検索もしないし、それについて、友人とかと議論もしない。
まったく興味がないので、占いの話がでたら、さーっとどこかに行くみたいなタイプです。
ほぼほぼ完全に占いは無視です。

信じていないということで、マウントを取りたい人

炎上商法
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つぎは、信じていないということで、マウントを取りたい人です。
人を貶めるとこで、自分が優位な立場にたちたいと思っており、いじめっこに多いタイプです。

最近は、SNSなどで過激な発言をすると、アクセス数が稼げるので、炎上商法としても有名ですね。

この手の人は、占いの歴史についてもしらないし、有名なインフルエンサーとかの発言のほぼコピペで、とくに自分らしい見解を持ってコメントしているわけではありません。

たんに、信じていないということで、人をあおりたかったり、自分を優秀だと売り込みたいだけです。

へんに乗ってしまうと、彼らが儲かるだけなので、スルーが一番です。

占いを信じてはいるが、信じていないふりをする人

占いは信じているが、信じていないふりをする人もいます。

なぜなら、占いを信じているというと、手柄が自分のモノではなく、占いに行ってしまうのではとか、たとえば大企業などの経営者をやっていれば、占いに頼るのかと、株主から責められることもあるので、占いを信じているとは言えないような状況があるからです。

実際大企業や著名人という立場で、占いを信じる。信じないというのは、リスキーなところがあります。

信じないとか、いってしまえば、吉日などの面などで、配慮が足りないと言われ、信じると言えば、ダイジョブかと思われ、なかなか、コントロールが難しいのです。

それゆえ、たとえば政治家や、大企業の社長でも、本人が直接占い師のもとにいかず、奥様に行ってもらったりして、占い師を陰で使うケースも実は多いそうです。

あとは、先進的なイメージのIT企業などでは、ポジショントークとして、占いを信じない。わが社は合理的な経営戦略をみたいに言っている人もいます。

信じたくない人

最後に、占いを信じたくない人です。

これはなぜかというと、占いが悪い結果で怖いから、信じたくないのです。

特に相性占いで悪い結果が出たや、たとえば復縁なら、復縁は難しいと言われたなどです。

こういう方は、占いを信じていないふりをして『信じていないということで、マウントを取りたい人』のコメントや動画を何度もみて、信じなくていいんだという、刷り込みをします。

そして、自分のSNSでも、そのような発言をくり返し、同じように、信じたくなくって、信じないように努力している人たちと、必死でコミュニケーションを取ろうとします。

しかし、シロクマのジレンマで、信じないでおこうとするほど、苦しくなってくるのです。

こういう人は、占いはその時点の結果だから、回避できるし、回避できる方法を知るのが、占いの本質なんだよと伝えると、スッキリするようです。

嫌な占い結果の回避方法は最後のほうに解説します。

成功者は占いを信じないの嘘

ここまで、歴史的にエリート層が、占いのマニュアルを勉強していた。占いは世の中に浸透しすぎており、無視することのほうが難しい。あと、占いを信じないという人のタイプまで紹介してきました。

ここまで説明すると、成功者は占いを信じないというのが『嘘』であることがよくお分かりいただけたと思います。

占いは信じるにせよ、信じないにせよ、この世界に完全に浸透しており、それは逃れれるものではありません。

風水羅盤
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日本でも京都や東京は、風水という占いの一種により設計がなされた都市です。

そして化学の基礎が錬金術であり、天文学の基礎は占星術でした。魔術と言われた世界が、昔の科学だったのです。

江戸自体には、エリート層のテキストの一つに易があり、タロットの根本である、カバラは、様々なものに影響を与えています。

占いは信じるにせよ、信じないにせよ。あらゆるところに、占いの影響があるのです。

占いは信じない。というのは自由です。

しかし占いには、そのような歴史的な背景がある。
ということを知っておかないと、思わぬところで、恥ずかしい思いをすることにもなりかねないのです。

占いを信じていた歴史上の人物と成功者

ここからは占いを信じていた歴史上の人物と成功者について紹介していきます。

  • ビル・ゲイツ:マイクロソフトの共同創業者
  • 松下幸之助:パナソニックを一代で築き上げた経営者
  • J.P.モルガン:アメリカのモルガン財閥の創始者
  • 岸信介:第56・57代内閣総理大臣
  • 福田赳夫:第67代内閣総理大臣
  • 伊藤博文:初代総理大臣
  • 武田信玄:戦国武将
  • 徳川家康:徳川政権を樹立
  • 源実朝:鎌倉幕府第3代征夷大将軍
  • アレクサンドロス大王:古代ギリシャのアルゲアス朝マケドニア王国の王
  • ナポレオン:フランス革命後の混乱を収拾し、軍事独裁政権を確立

ここで紹介しているのは、文献などで、占いを信じていたとわかる人物に、限られており数はすくないです。

昔は国家運営の大きな部分で、占いが使われており、占いを使うのが当たり前。当たり前のことを書くことは少ないでしょうから、実際はもっと多くの人物が、占いを信じていたと思われます。

嫌な占い結果の回避方法

回避方法
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最後に『彼との相性が悪い』を例に嫌な占い結果の回避方法について解説していきます。

まずそれが何の占いだったかというところが大事です。

たとえば、一般的に知られる占星術の多くは、占いを非常にカンタンにしたものです。

本格的な占いは、生まれ時間と地域の時差まで考慮して、細密に、その人だけの運命式を割り出します。

四柱推命で占う場合「お生まれになられた時間が明確でなければ占えません」と、ご相談者に告げるなど、正しい判断のもとに占いができる方であれば、信頼できますね。
秋月瞳

参考:占いが当らない理由10選~当る占い師、良い占い師の選び方も

占いのプロもこのように答えています。つまり、彼との相性が悪いという結果がでていたとしても、そもそもの占いが正確に占ったものでないかぎり、その結果も正確ではないのです。

次に占星術的に、相性が本当に悪かったとして、それが必ずしも悪いとは限りません。たとえば前世でなんらしかの縁があり、この世で再会したというパターンもあるし、こちらの世の中に来る際に、自分を成長させるために、あえて相性の悪い相手を選んだということさえ考えられるからです。

よく相性の悪い例えで、水と油といいますよね。じっさい水と油は混じりません。しかし料理やお菓子作りが好きな人であれば、乳化という言葉を聞いたことがあるでしょう。

乳化
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『乳化』とは、水と油のように本来は混ざり合わないものが均一に混ざり合う現象のことで、乳化した食品にはバター、マヨネーズ、ドレッシング、パスタソースなどがあります。

バター、マヨネーズ、ドレッシング、パスタソースどれも、非常に美味しく。食卓には欠かせないものですよね。

一見まじりあわない水と油も、なんども攪拌し、乳化させることで、最上の調理方法になるのです。

人にも、このようなことはあるのではないでしょうか。最悪の相性だった、ライバル同士が組んだことで、最強のコンビになったというようなお話って結構多いじゃないですか。

こういうことは実際に恋愛でもあるのです。

ただ乳化のプロセスを、人間関係でやろうとすると、なかなかハードです。ドレッシングであれば、ビンの中に調味料と水分と油を入れ、なんどもシェイクすることで、乳化させます。

恋愛関係であれば、別れられない状況にして、なんども衝突させれば、いずれ乳化するかもしれません。しかしそんな事は現実的ではないし、ケンカするのは、辛いでしょう。

そこでポイントになってくるのが、占いです。これは主に霊感タロットやインスピレーションタロットなどによる鑑定があっていると思います。

タロット
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占星術が、その人の固有の性格などを表すのに対して、タロットは、その人の今の状態や心理状態などを見るのに、適しています。

ですから、たとえば、あなたと彼のケンカが絶えない理由というテーマで占うことができます。
占星術では、たんに相性が悪いとしか読み取れませんが、タロットではより詳細に質問を変えていくことで、具体的にどのような点が、相性が悪いのかということがわかってきます。

そしておそらく、相性が悪いのは、ごく一部で、全体的には相性がいいなという事に気がつくでしょう。

そうすると、相性が良い部分は、そのままに、相性が悪い部分は、フォーカスしないか、お互いに気を使いあう、もしくは、それをお互いにOKが出るラインを探るという風にしていけばいいでしょう。

水と油は暖めて攪拌を繰り返すと乳化という現象が起こり、オイシイスープになります。

むしろ普通に相性がいいよりも、乗り越えた先には、とんでもない幸福が待っていて、潜在意識が、それを知っているからこそ、好きになったのかもしれませんよ。

最後に占い師を選ぶ際のポイントですが、いま私のいったような占いは、レベルの高い占い師でないと、難しいかもしれません。

当サイトであれば、復縁占いが専門ですので、復縁であれば、こちらから占い師を選んでいただければ、相性が悪い問題は解決するでしょう。

復縁いがいであれば、おなじページで紹介されている電話占いサイトは、占い師のオーディションが厳しいことで有名なサイトです。

なので、コンシェルジュサービスという、オススメの占い師を紹介してくれるサービスを活用し、彼との相性が悪くて困っているですけど、相性をよくするアドバイスをしてくれる先生を教えてくださいと聞いてもらえば、教えてもらえると思います。

もちろん、相性以外でも、たとえば仕事、金運、恋愛、人間関係など、さまざまな分野で一流の占い師が在籍しておられます。

初回無料鑑定サービスがついていますので、苦しいのを放置させるのではなく、一度相談されてみられると、いいかもしれませんね。

参考:占い師に復縁は難しいと言われても復縁が可能なケースはあります。